葬式の髪型マナーは?女性と男性のNG例と注意点を解説!
「お葬式に参列するとき、どんな髪型にすれば良いのだろう」と悩んだことはありませんか?
服装は喪服を選べば良いとわかっていても、髪型については意外と迷うものです。清潔感が大切だとは聞くけれど、具体的にどうまとめれば良いのか、どこまでがマナー違反なのか、わかりにくいと感じる方も多いはずです。
実は葬式の髪型には、昔から受け継がれてきた基本のルールがあります。そのルールを知っておくだけで、急な訃報にも慌てずに対応できるでしょう。ここでは、女性と男性それぞれの髪型マナーと、避けるべきNG例について詳しく紹介していきます。
葬式の髪型で守るべき基本マナーとは?
お葬式の髪型には、おしゃれさよりも大切にすべきポイントがあります。故人とのお別れの場にふさわしい身だしなみを心がけることが何より重要です。
1. 清潔感を第一に考える
葬式の髪型で最も大切なのは、清潔感があるかどうかです。寝癖がついたままだったり、髪がボサボサだったりすると、どんなに喪服を整えていても台無しになってしまいます。
きちんとブラシで整えて、まとまりのある印象に仕上げることが基本です。髪が顔にかかっていると、お辞儀をしたときに邪魔になりますし、清潔感にも欠けてしまいます。顔周りをすっきりさせることで、きちんとした印象を与えられるはずです。
整髪料を使う場合は、つけすぎに注意しましょう。テカリが目立つと、かえって不自然に見えてしまいます。ほんの少量を手に取って、髪になじませる程度で十分です。
2. お辞儀をしたときに髪が落ちないようにする
葬式では、何度もお辞儀をする場面があります。そのたびに髪が顔にかかってしまうと、手で直す必要が出てきて、落ち着かない印象を与えてしまうでしょう。
髪が肩にかかる長さの場合は、後ろでまとめておくのが基本です。短い髪でも、前髪が長い場合はピンで留めておくと安心できます。お辞儀の動作をしても髪型が崩れない工夫が必要です。
特にご焼香のときは、深くお辞儀をすることになります。そのときに髪が落ちてこないよう、事前に鏡でチェックしておくと良いでしょう。
3. 派手な髪型や髪色は避ける
葬式は故人を偲ぶ場ですから、派手な印象を与える髪型は避けるべきです。華やかな雰囲気のスタイルは、場にそぐわないと感じられてしまいます。
髪色についても、できるだけ落ち着いた色が望ましいです。黒髪や暗めの茶髪なら問題ありませんが、明るすぎる髪色は控えめにする配慮が必要になります。金髪やピンク、赤といった目立つ髪色は、マナー違反と見なされる可能性が高いでしょう。
地味すぎると感じるかもしれませんが、それくらいが葬式にはちょうど良いのです。おしゃれを楽しむ場ではないことを、改めて意識しておきたいですね。
4. 整髪料は控えめに使う
整髪料を使うこと自体は問題ありませんが、使いすぎには注意が必要です。特に香りの強いワックスやスプレーは、葬式の場にふさわしくありません。
無香料タイプを選ぶのがおすすめです。どうしても香り付きのものしか手元にない場合は、使用量をできるだけ少なくしましょう。葬式では、香水や整髪料の香りが強いと、周囲の方に不快感を与えてしまう可能性があります。
ツヤが出すぎるのも避けたいポイントです。適度なまとまり感は良いのですが、ギラギラと光るような仕上がりは派手に見えてしまいます。自然な仕上がりを心がけることが大切です。
女性の葬式髪型:髪の長さ別のまとめ方
女性の髪型は、長さによって適切なまとめ方が変わってきます。自分の髪の長さに合った方法を知っておくと、当日慌てずに済むでしょう。
1. ショート・ボブヘアの場合
ショートやボブくらいの長さなら、無理に結ぶ必要はありません。普段通りの髪型でも、マナー違反にはならないはずです。
ただし、寝癖はきちんと直しておきましょう。ブラシで整えて、毛流れを揃えるだけで十分です。耳にかけられる長さなら、サイドの髪を耳にかけてピンで留めておくと、より清潔感が出ます。
前髪が長めの場合は、横に流してピンで固定すると良いでしょう。お辞儀をしたときに顔にかからないよう、しっかり留めておくことがポイントです。黒いヘアピンを使えば、目立たずに髪を固定できます。
ボブの場合、髪が肩にかかるくらいの長さなら、ハーフアップにしたくなるかもしれません。しかし、ハーフアップは葬式ではNGとされています。そのまま下ろすか、結べる長さなら低い位置で一つに結ぶのが無難です。
2. ミディアム・セミロングの場合
ミディアムやセミロングの長さは、必ず髪をまとめる必要があります。肩に髪がかかる状態で参列するのは、マナーとして好ましくありません。
一つ結びにするのが最もシンプルで確実な方法です。結ぶ位置は、耳より下が基本になります。うなじのあたりで低く結ぶと、落ち着いた印象になるでしょう。黒いヘアゴムを使って、目立たないように結びます。
くるりんぱのアレンジも、葬式の場では使えます。一つ結びにした後、結び目の上で髪を二つに分けて、毛束を通すだけの簡単なスタイルです。まとまりが良くなって、上品な雰囲気に仕上がります。
サイドの髪が落ちてくる場合は、黒いピンで留めておきましょう。顔周りをすっきりさせることで、きちんとした印象を保てます。
3. ロングヘアの場合
ロングヘアの方は、低い位置で一つに結ぶか、お団子(シニヨン)にまとめるのが適しています。髪が長いほど、しっかりまとめることが大切です。
一つ結びにする場合は、耳より下の低い位置で結びます。毛先が気になる場合は、内側に巻き込んでピンで固定すると良いでしょう。お団子にする場合も、低い位置で作ることがポイントです。
真珠のネックレスを着けている場合は、髪が引っかからないよう注意が必要です。お団子にまとめておけば、ネックレスと髪が絡まる心配もありません。葬儀用のバレッタやヘアネットを使うと、より崩れにくく仕上がります。
編み込みを使いたくなるかもしれませんが、これは葬式ではNGです。シンプルなまとめ髪を心がけましょう。
女性の葬式髪型でNGとされるスタイルは?
葬式には適さない髪型があります。普段は問題ないスタイルでも、葬式の場では避けるべきものを知っておきましょう。
1. 高い位置でのポニーテールやお団子
ポニーテールやお団子は便利な髪型ですが、結ぶ位置によってはNGになります。耳より高い位置で結ぶと、華やかな印象になってしまうからです。
「耳より上は慶事、下は弔事」という言葉があります。結婚式などお祝いの場では高い位置に、葬式では低い位置に髪をまとめるのが昔からのマナーです。高い位置での髪型は、明るく元気な印象を与えてしまいます。
お団子も同じで、頭のてっぺんや高い位置に作るのは避けましょう。うなじの近くで低く作れば、葬式の場にもふさわしいスタイルになります。
結ぶ位置一つで印象が大きく変わります。いつもより少し低めを意識するだけで、きちんとした雰囲気になるはずです。
2. ハーフアップやツインテール
ハーフアップは、上半分だけを結んで下半分を下ろすスタイルです。おしゃれで可愛らしい印象になりますが、葬式には華やかすぎると感じられてしまいます。
髪を下ろした状態が残っているため、清潔感という点でも不十分です。肩にかかる長さなら、全体をまとめる必要があります。ハーフアップは、カジュアルな雰囲気が出やすいのも避けるべき理由の一つでしょう。
ツインテールも同様にNGです。左右に分けて結ぶスタイルは、幼い印象や可愛らしさが強調されてしまいます。葬式では、一つにまとめるのが基本だと覚えておきましょう。
3. 編み込みや三つ編み
編み込みや三つ編みは、手の込んだ髪型という印象を与えます。おしゃれを意識したスタイルに見えるため、葬式の場にはふさわしくありません。
編み込みは特に華やかな雰囲気になりやすいです。時間をかけて髪型を作り込んだと思われてしまう可能性もあります。葬式では、シンプルさが求められます。
三つ編みも、カジュアルな印象が強いです。子どもならまだ許容範囲かもしれませんが、大人の女性は避けた方が無難でしょう。どうしても髪をまとめる必要がある場合は、シンプルな一つ結びを選ぶべきです。
4. 巻き髪やパーマスタイルをそのまま出す
ふんわりとした巻き髪や、強めのパーマをかけた髪をそのまま下ろすのもNGです。華やかすぎる印象になってしまいます。
パーマがかかっている場合は、できるだけストレートに近い状態にまとめましょう。低い位置で結んで、ボリュームを抑えることが大切です。ヘアオイルやワックスを使って、髪を落ち着かせると良いでしょう。
カールが強く出ている場合は、水で濡らしてからまとめると扱いやすくなります。どうしてもボリュームが気になるなら、ヘアネットを使うのも一つの方法です。華やかさを抑えて、控えめな印象に仕上げることを意識しましょう。
男性の葬式髪型:清潔感のある整え方
男性の髪型も、清潔感を第一に考える必要があります。女性ほど複雑ではありませんが、押さえておくべきポイントがあります。
1. 短髪の場合の整え方
短髪の男性は、ブラシやくしで整えるだけで十分です。寝癖がついている場合は、水で濡らして直しましょう。
髪が立ちやすい方は、少量のワックスを使って抑えると良いでしょう。ただし、つけすぎには注意が必要です。自然な仕上がりを心がけて、ツヤが出すぎないようにします。
前髪が目にかかる長さなら、横に流して整えましょう。おでこを出すと、よりきちんとした印象になります。サイドの髪も、耳にかからないようにすると清潔感が増すはずです。
2. 髪が長い場合のまとめ方
肩にかかるくらいの長髪の場合は、うなじのあたりで一つに結ぶのがマナーです。男性でも、髪が長い場合は女性と同じように低い位置でまとめる必要があります。
黒いヘアゴムを使って、目立たないように結びましょう。顔周りの髪が落ちてこないよう、ワックスやピンで固定しておくと安心です。清潔感を保つことが何より大切になります。
3. 前髪の処理方法
前髪が長い場合は、横に流すかオールバックにして整えます。目にかかる長さだと、お辞儀をしたときに邪魔になってしまいます。
ワックスを少量使って、前髪を固定すると良いでしょう。額を出すことで、きりっとした印象になります。ただし、派手に立ち上げるようなスタイルは避けるべきです。自然に流す程度にとどめましょう。
4. ひげは剃るべきか整えるべきか
基本的には、ひげは剃って参列するのがマナーです。無精ひげは清潔感に欠けると見なされてしまいます。
おしゃれとして整えたひげを生やしている場合でも、葬式の場では剃るのが無難です。どうしても剃れない事情がある場合は、きれいに整えて清潔感を保つ努力が必要でしょう。伸びたままの状態や、手入れされていないひげは避けるべきです。
「耳より下」が基本:葬式の髪型で意識したい高さ
髪をまとめる位置には、昔から伝わる基本的な考え方があります。この原則を知っておくと、迷わずに髪型を決められるでしょう。
1. 耳より上は慶事、下は弔事という考え方
冠婚葬祭における髪型の位置には、「耳より上は慶事、下は弔事」というルールがあります。これは、お祝いの場では高く、弔事では低くまとめるという意味です。
結婚式やパーティーなど、華やかな場では高い位置の髪型が好まれます。明るく華やかな印象を出すために、アップスタイルにすることが多いでしょう。
一方、葬式では控えめな印象が求められます。高い位置に髪をまとめると、華やかさが出てしまって場にそぐわなくなります。だからこそ、低い位置でまとめるのが基本なのです。
この考え方は、日本の伝統的なマナーとして受け継がれてきました。理由を知っておくと、自然と適切な髪型を選べるようになるはずです。
2. 結ぶ位置で印象が変わる理由
同じ一つ結びでも、結ぶ位置によって印象は大きく変わります。高い位置だと活発で明るい雰囲気になり、低い位置だと落ち着いて控えめな印象になるのです。
これは視覚的な効果によるものです。高い位置に視線が集まると、華やかさや元気な印象を受けやすくなります。逆に低い位置だと、落ち着いた雰囲気を感じさせるのでしょう。
葬式では、目立たず控えめであることが大切です。だからこそ、低い位置で髪をまとめることが推奨されています。結ぶ位置を変えるだけで、場にふさわしい印象に変えられるのです。
3. うなじの高さを目安にする
具体的にどのあたりで結べば良いのか迷う場合は、うなじの高さを目安にしましょう。耳たぶの位置か、それより少し下くらいが適切です。
うなじのあたりで結ぶと、自然と控えめな印象になります。鏡で横から見たときに、結び目が低い位置にあることを確認すると良いでしょう。
首の後ろで結ぶイメージを持つと、わかりやすいかもしれません。あまり神経質になる必要はありませんが、明らかに高い位置は避けるべきです。迷ったら低めを選ぶのが安全でしょう。
葬式で使えるヘアアクセサリーの選び方
髪をまとめるときに使うヘアアクセサリーにも、いくつかルールがあります。適切なものを選んで、マナーを守りましょう。
1. 黒のヘアゴムやヘアピンを使う
葬式で使うヘアアクセサリーは、黒色が基本です。ヘアゴムもヘアピンも、黒で統一するのが無難でしょう。
紺色や濃い茶色も許容範囲とされていますが、迷ったら黒を選べば間違いありません。シンプルな黒のゴムなら、どこでも手に入りやすいはずです。
ヘアピンも、装飾のないシンプルなものを選びましょう。黒いアメリカピンやUピンなら、髪に馴染んで目立ちません。前髪や後れ毛を留めるのに便利です。
2. 光沢のある素材や飾り付きは避ける
キラキラと光るヘアアクセサリーは、葬式には向きません。ラメやビーズが付いたものも避けるべきです。
サテン地のリボンや、光沢のある素材も派手に見えてしまいます。マットな質感のものを選ぶのが安心でしょう。装飾がないシンプルなデザインが、葬式には最も適しています。
カラフルなヘアゴムも、もちろんNGです。明るい色や柄物は、葬式の場にふさわしくありません。地味すぎると感じるかもしれませんが、それくらいが適切なのです。
3. バレッタやシュシュは使っても良い?
黒色で装飾のないバレッタなら、使っても問題ありません。特に葬儀用として売られているバレッタは、ネットとリボンが一体になっていて、髪をまとめやすい作りになっています。
シュシュについては、カジュアルな印象が強いため避けた方が無難です。布地のふんわりした見た目が、葬式の雰囲気には合わないでしょう。
バレッタを使う場合でも、できるだけシンプルなデザインを選びましょう。大きすぎるものや、装飾が付いたものは避けるべきです。目立たないサイズの黒いバレッタなら、使っても良いとされています。
髪色が明るい場合の対処法とは?
普段、明るい髪色にしている方は、葬式のときにどうすれば良いのか悩むかもしれません。いくつかの対処法を紹介します。
1. 黒髪に染め直すべきかどうか
理想を言えば、黒髪や暗めの茶髪に染め直すのがベストです。自然な黒髪や暗めのダークブラウンなら、マナー違反にはなりません。
ただし、急な訃報の場合は、染め直す時間がないこともあるでしょう。美容院の予約が取れなかったり、仕事の都合で難しかったりすることもあるはずです。
白髪や地毛が明るめの茶髪の方は、そのままでも大丈夫です。問題なのは、明らかに染めたとわかる明るい髪色や、金髪、ピンクや赤といった派手な色です。これらは避ける必要があります。
2. ヘアカラースプレーで一時的に黒髪にする
染め直す時間がない場合は、ヘアカラースプレーを使う方法があります。1日だけ髪を黒くできるスプレーで、葬式の日だけ黒髪にできます。
ドラッグストアやコンビニでも手に入るので、急な葬式にも対応できるでしょう。スプレーするだけで簡単に髪色を変えられて、その日のシャンプーで落とせます。
ただし、スプレーを使う場合は、服に色移りしないよう注意が必要です。十分に乾かしてから喪服を着るようにしましょう。雨の日は特に注意が必要かもしれません。
3. ウィッグを使うという選択肢
どうしても髪色を変えられない事情がある場合は、黒髪のウィッグを使う方法もあります。最近は自然な見た目のウィッグが増えているので、違和感なく着けられるでしょう。
ただし、ウィッグを普段使っていない方は、自然に見せるのが難しいかもしれません。事前に一度試着して、違和感がないか確認しておくと安心です。
ウィッグを使う場合も、派手なスタイルは避けましょう。シンプルで落ち着いた髪型のものを選ぶことが大切です。
前髪はどうすれば良い?顔周りの整え方
前髪の処理は、意外と見落としがちなポイントです。顔周りをすっきりさせることで、清潔感のある印象になります。
1. 前髪が長い場合の留め方
前髪が目にかかる長さなら、横に流してピンで留めるのが基本です。黒いヘアピンを使えば、目立たずに固定できます。
前髪を横に流すときは、自然な流れになるよう意識しましょう。ワックスを少量使うと、きれいに流せます。ピンは2本使うと、しっかり固定できて安心です。
お辞儀をしたときに前髪が落ちてこないよう、ピンの位置を工夫しましょう。耳の上あたりで留めると、崩れにくくなります。
2. 短い前髪はそのままでも良い?
眉より上の短い前髪なら、そのまま下ろしていても問題ありません。お辞儀をしても顔にかからない長さなら、特に留める必要はないでしょう。
ただし、寝癖がついていたり、ぱっつん前髪が不揃いだったりする場合は、軽く整えておきます。ブラシやくしで梳かして、きれいに揃えましょう。
前髪が少し長めで、目にかかりそうな場合は、横に流しておくと安心です。お辞儀の動作で前髪が邪魔にならないよう、事前に確認しておくと良いでしょう。
3. サイドに流してピンで固定する方法
前髪をサイドに流す場合、片側に寄せて留めるのが一般的です。7:3くらいの割合で分けると、自然な印象になります。
まず、前髪を流したい方向にブラシで整えます。そのあと、少量のワックスを手に取って、前髪になじませましょう。手ぐしで流すように整えながら、自然な形を作っていきます。
最後に、耳の上あたりでヘアピンを使って固定します。ピンは髪と平行に差し込むと、しっかり留まります。2本使って×の形にクロスさせると、さらに安定するでしょう。
子どもの葬式髪型で気をつけることは?
子どもが葬式に参列する場合も、基本的には大人と同じマナーを守る必要があります。年齢に応じた配慮をしましょう。
1. 基本的には大人と同じマナーを守る
子どもの髪型も、清潔感が第一です。寝癖を直して、きちんと整えてから参列させましょう。
大人ほど厳格にならなくても良いですが、最低限のマナーは守る必要があります。派手な髪型や髪色は避けて、控えめな印象にすることが大切です。
幼い子どもの場合、多少は許容されることもあるでしょう。それでも、できる範囲で清潔感のある髪型を心がけたいですね。
2. 女の子の髪のまとめ方
女の子の髪が長い場合は、低い位置で一つに結ぶのが基本です。黒いヘアゴムを使って、シンプルにまとめましょう。
ツインテールは可愛らしい髪型ですが、葬式では一つにまとめる方が適しています。編み込みや三つ編みも、大人と同じように避けた方が無難です。
リボンやカラフルなヘアアクセサリーは使わないようにします。黒いゴムとピンだけで十分でしょう。前髪が長い場合は、ピンで留めておくと安心です。
3. 男の子の髪の整え方
男の子の髪は、ブラシやくしで整えるだけで問題ありません。寝癖がある場合は、水で濡らして直しましょう。
前髪が目にかかる長さなら、横に流すかピンで留めます。長髪の場合は、うなじのあたりで結ぶ必要があります。
ワックスを使う場合は、少量にとどめましょう。自然な仕上がりを心がけて、派手にならないよう注意します。
パーマや整髪料の使い方で注意すべきこと
普段からパーマをかけていたり、整髪料を使っていたりする方は、葬式のときの扱い方に気をつけましょう。
1. パーマがかかっている場合はストレートに近づける
強いパーマがかかっている場合は、できるだけストレートに近い状態にするのが望ましいです。ふんわりとしたボリュームは、華やかな印象を与えてしまいます。
ヘアオイルやワックスを使って、髪を落ち着かせましょう。低い位置でまとめることで、ボリュームを抑えられます。お団子やシニヨンにすると、パーマの印象が和らぐはずです。
どうしてもボリュームが気になる場合は、ヘアネットを使う方法もあります。髪全体を包み込むように使うと、まとまりやすくなるでしょう。
2. ワックスやジェルは無香料で少量を使う
整髪料を使う場合は、無香料タイプを選ぶのが基本です。香りの強いものは、葬式の場にふさわしくありません。
使う量も控えめにしましょう。少量を手に取って、よく伸ばしてから髪になじませます。つけすぎると、ギラギラとしたテカリが出てしまって不自然です。
自然な仕上がりを意識することが大切です。髪を固めすぎず、適度なまとまり感を出す程度にとどめましょう。
3. テカリや香りが強いものは避ける
ツヤ出しスプレーやグロスワックスなど、光沢が出る整髪料は避けた方が無難です。華やかな印象になってしまいます。
香りについても、柑橘系やフローラル系など、はっきりとした香りのものは使わないようにしましょう。葬式では、香水も控えるのがマナーです。整髪料も同じように、香りのないものを選ぶべきでしょう。
マットな質感に仕上がる整髪料なら、葬式でも使いやすいです。自然な仕上がりで、テカリも出にくいはずです。
まとめ
葬式の髪型は、清潔感と控えめさを意識することが何より大切です。おしゃれを楽しむ場ではないからこそ、シンプルで落ち着いた髪型を選ぶ必要があります。
「耳より下」で髪をまとめるという基本ルールを覚えておけば、迷うことも少なくなるでしょう。黒いヘアアクセサリーを使って、派手な髪色は避ける。この2つを守るだけでも、マナー違反になることはありません。
急な訃報で慌ててしまうこともあるかもしれませんが、基本を知っていれば大丈夫です。故人とのお別れの場にふさわしい髪型で、心を込めて参列したいですね。
